はじめに・・・。

何歳になっても素敵な女性でありたいですよね!25歳は「お肌の曲がり角」といいますが、50歳は「お肌の乗り換え地点」といわれており女性ホルモンが守ってくれていた肌の「うなはだけ」が失われていきます。

「うなはだけ」とは、美しい肌の条件です。

「う」 うるおい
「な」 なめらか
「は」 張り
「だ」 弾力
「け」 血色

「50代を過ぎてから目元が下がってきた…」「フェイスラインのもたつきや、二重あごが気になる…」そんなことを感じる女性は少なくありません。
今回は50代の肌悩みにスポットを当て、原因とケア方法をご紹介していきます。

たるみ、シミ、シワの原因とケア方法

50代の女性が最も気になる上位肌悩み。。。

1位:たるみ

2位:シミ

3位:シワ

この3つが主に悩まれる事が多いようです。
たるみ、シミ、シワは肌の三大老化といわれています。加齢により肌の弾力や代謝機能は低下し、症状は年々深刻化していってしまうので、一刻も早く阻止したいですね!

まず、たるみから見ていきます!

たるみ

【原因】
加齢や生活習慣によって肌のハリ、弾力を支えているコラーゲンやエラスチンが減少したり劣化したためたるみになる表情筋が衰え脂肪が増えることにより、皮脂や脂肪が重力に負けて支える力が弱くなり肌全体が垂れ下がる。紫外線がコラーゲン、エラスチンを破壊し弾力が失われたるみに繋がる。シワが深くなることもたるみの原因の一つ。

【ケア方法】
・肌の老化をすすめる紫外線対策を徹底する。
メイクするしないに関わらず朝の日焼け止めを塗る!

・よく噛む、表情筋のエクササイズを習慣的に行う。
オススメなのはたるみ解消に効果が期待できる舌回し!

〈やり方〉
口を軽く閉じる。唇を閉じた状態のまま上下の歯の外側部分から歯茎をなぞるイメージでクルクルと舌を回転させる。右回り20回 左回し20回。無理の無いペースで一日朝、晩など数回行う。
※たるみ解消だけでなく、顔の歪みの改善、リンパや血液の流れをスムーズにする。

自律神経の乱れを正してくれる。免疫力も向上させる効果もある。

次にシミはどうでしょうか。

しみ

【原因】
肌の老化により新陳代謝機能であるターンオーバーが乱れメラニンが蓄積することでできる。50代以降は老人性色素斑と呼ばれるものが現れ、シミの面積と数が増える傾向がある。老人性色素斑とはしみの中でも代表的な症状で原因は紫外線。

若い頃は紫外線を浴びてメラニン色素が作り出されたとしてもそれを排出する力が備わっているが、年齢を重ねるにつれてその機能が弱くなり、しみとして残ってしまう。

【ケア方法】
・スキンケアは優しく行う事を意識する。
スキンケアの際に肌を擦ったり、強くパッティングするのもシミの原因になる。

・美容液で集中ケア。(シミが濃いポイントには重ね付けがおすすめ)

・スキンケアだけでなく普段の食事でターンオーバーをサポートする栄養を摂取する。

〈ビタミンE〉
メラニンを排出する役割があり、お肌の新陳代謝も高めてくれるので、シミやシワ予防につながる。

キウイ・かぼちゃ・アーモンド・ゴマ など
ビタミンEはナッツ類に多く含まれるので、ナッツを食べるだけでもお肌には変化があらわれやすい。

〈Lシステイン〉
ターンオーバーを促進する働きがあるので、シミの原因をしっかり排出してくれる。

鮭・卵・玉ねぎ・ブロッコリー・芽キャベツ

〈クエン酸〉
酸っぱいものに多く含まれるクエン酸は血行をよくしてくれ、ターンオーバーが活発になる。さらに過酸化脂肪が減少するので、コラーゲンを吸収しやすくなると言われている。

シミだけでなくシワにも効果的な栄養素。

梅干し・レモン・みかん・グレープフルーツ など

次にシワです!
シワにはいくつかの種類があります。シワの種類によってケア方法を変える必要があります。

表情じわ

首や眉間、額のシワ/カラスの足跡(目尻のちりめんジワ)など。

【原因】
同じ表情を繰り返す事で表情筋が縮まる。長年の表情グセが影響。とくにおでこや眉間のシワは、小さい文字やスマートフォン、パソコンなどを凝視する事も原因とされる。

【ケア方法】
・マッサージでほぐす。
凝り固まった筋肉の緊張をほぐし、やわらげる為にマッサージは効果的。肌を下から上に引き上げるようにほぐす。摩擦を避けるためにマッサージクリームなどを使い、力の入れすぎに注意。

乾燥じわ

目や口の周りにできた細かいシワ。

【原因】
うるおいが不足すると、肌の表面(角質層)に細かく浅いシワができやすくなる。

【ケア方法】
・深いシワになる前に保湿ケアを行う。
人差し指全体を1~2分間、シワの気になる部分に当ててプレスすると、指の温かさで潤いが奥まで浸透する。

小じわ

乾燥ジワが進行し、シワの深さが肌の奥(真皮)にまで到達してしまった状態。

【原因】
乾燥が進行したり、お手入れ不足・加齢によって肌機能が低下したりすると、現れやすい。

【ケア方法】
・充分な保湿+α 皮膚をつまむ。
爪をたてずに小刻みに親指と人差し指で皮膚をつまんで線維芽細胞を活性化させるケアと、保湿力の高いスキンケアでしっかりケア。

たるみじわ

ほうれい線・目の下・首の下のシワ/ゴルゴライン/マリオネットラインなど。

【原因】
皮膚や皮下組織、筋膜がたるんで沈んでしまうことで現れる。加齢による糖化の影響で、ハリを司るコラーゲン・エラスチンなどが低下することが関係している。※ 糖化を一言で言えば『体のコゲ』

身近な例を挙げると、パンケーキなどを焼くと表面がこんがりしたきつね色になる。これはパンケーキなどに含まれる糖と、卵や牛乳に含まれるたんぱく質が結びついて起こった現象。これがまさに『糖化』!

体の中で起こる糖化とは、体内の余分な糖がたんぱく質と結びつき、たんぱく質を変性、劣化させていくこと。たんぱく質は、臓器、皮膚、筋肉、血管などをはじめとする体を構成する重要な成分。つまり、糖化により体を構成するさまざまな要素が劣化していく。

【ケア方法】
・糖化ケアを意識して行う。
糖化を進ませる大きな原因は、血糖値の乱高下。食事のときは繊維質の野菜を先に食べて、血糖値の上昇をゆるやかに次に肉・魚、最後にご飯などの炭水化物を食べる。

筋力をアップさせる習慣づくり。
筋力をつけると代謝が上がり、糖がたまりにくいカラダになる。糖化を防ぐには運動は必須!ヨガやストレッチだけでなく、積極的に筋トレを5分でいいので毎日続けることが大事。日によって上半身、下半身、腹筋と分けて行うと継続しやすい。

・エクササイズを行う。
1.左右の耳たぶ、耳の後ろ、耳、耳の周りをよくもみほぐす。

2.「イ」「オ」の時の口の形を10回。

3.唇を閉じてグルグルと5回まわす、反対回りも同様に行う。

〜お風呂上がりやスキンケア後に行うと良い。

1.で耳の周りの筋肉と頭皮と後頭部の筋肉をほぐしてたるみを改善。

2.では、口の周りの筋肉を鍛えてたるみによるほうれい線の対策。

3.では頬の筋肉を引き上げ、縦に広がった毛穴と頬全体を引き締め、たるみ改善に働きかける。

外側(スキンケア)からのケアだけでなく、内側(エクササイズ)も行うことで効果がアップします。

また、たるむ前に予防という意識を持って早めのケアが大切です。

たるみ、シミ、シワに大事なスキンケア

三大老化をケアしていくためには、若い頃と同じスキンケアでは不十分です。

スキンケアを見直して、若々しい肌を目指す上で大事なのがアンチエイジングケア。

アンチエイジング効果の高い成分が配合されたコスメを選んでしっかりケアしましょう。

おすすめアンチエイジング成分

【幹細胞培養液・成長因子】

アンチエイジングケアで、今1番のおすすめは幹細胞培養液や成長因子です。

肌の細胞が成長・分化する過程で生み出す成分を応用したもので、皮膚の再生力を高める効果があります。医療の現場でも活躍している成分です。

幹細胞培養液は、ヒト由来と植物由来があります。成長因子は、EGFやFGF等のことです。

どちらも、肌が本来持っている再生力を引き出すことで、あらゆる悩みの原因を、肌根本からケアして、若々しい肌を作り出します。

【ヒト型セラミド】

セラミドは、肌の表面部分にある角質層の、細胞と細胞の間を埋める細胞間脂質です。セラミドは、細胞同士を密着させて肌のバリア機能を保っています。また、肌の水分が蒸発しないよう防ぎます。セラミドが不足していると乾燥から三大老化を招きかねます。

ヒト型セラミドは、吸収性が良く、角質層に浸透すると、肌にそなわるセラミド同等の働きを発揮し、潤いやなめらかさを作り出します。

【アスタキサンチン】

アスタキサンチンは、鮭やいくらの赤い色素に含まれる成分で、高い抗酸化力を持ちます。その抗酸化力は、コエンザイムQ10の1000倍・ビタミンEの500〜1000倍と、されています。その抗酸化力をもとに、メラニンの生成を防ぐ美白作用や色素沈着を防ぐ作用、シワ改善作用等があります。酸化ダメージから肌細胞を守り、シミ・シワを防いで、白く明るい肌を作り出します。

【コラーゲン・ヒアルロン酸】

コラーゲンは、もともと肌に備わっている成分で、肌の柔軟性や弾力性等に関わる成分です。分子量が大きく、外からの吸収がされにくいので、内から補ってあげたり、吸収率を上げるために低分子化されているコスメでのケアが大事です。また、コラーゲン生成を促すビタミンCと合わせて摂取すると効果的です。

ヒアルロン酸は水分を抱え込む力が優れた成分で、保湿ケアには欠かせない成分として、多くの保湿ケアコスメに配合されています。ヒアルロン酸も、もともと肌に備わっている成分で、肌の土台であるコラーゲンに水分を与える大切な役割があります。

コラーゲン・ヒアルロン酸で、肌のハリ・潤い・弾力をキープします。

【ビタミンA(レチノール)・ビタミンC(アスコルビン酸)】

ビタミンAは、脂溶性ビタミンの1種で、抗酸化作用に優れています。皮膚や粘膜を正常に保つために欠かせない成分です。アンチエイジングコスメには、レチノールまたはレチノール誘導体がよく配合されています。シワ改善効果のあるコスメには、ほとんどレチノールが配合されています。肌再生・肌代謝を促し、キメを整える効果があります。

そしてビタミンCは、抗酸化作用・メラニン色素生成の抑制・皮脂分泌の抑制・コラーゲン生成の促進・肌荒れやニキビ予防等、さまざまな効果を併せ持つ、万能成分です。ビタミンCは熱や光に弱く、不安定で壊れやすいため、体内に貯めることが出来ません。そのため、食事から補ったり、吸水性の高いビタミンC誘導体を摂り入れると良いです。

ビタミンの抗酸化力で老化を防ぎましょう。

おすすめVACANCESコスメの成分

おすすめのアンチエイジング成分でも紹介した幹細胞培養液が配合されています。

【2種類のヒト幹細胞培養液エキス】

ヒト脂肪細胞順化培養液エキスとヒト線維芽細胞順化培養液エキスが配合されています。

2種類のヒト幹細胞培養液エキスが肌の表皮と真皮に働きかけ、細胞の保護をしながら、ターンオーバーを活性させる複数の因子を放出して細胞を増殖させます。さらに、コラーゲン・エラスチンを産出して皮膚を維持します。肌が本来持っている再生力を引き出すことで、あらゆる悩みの原因を、肌根本からケアして、若々しい肌を作り出します。

【5種類の植物幹細胞エキス】

リンゴ果実培養細胞エキス・アルガニアスピノサカルス培養エキス・ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス・ブドウ果実培養細胞エキス・コンフリーカルス培養エキスが配合されています。植物幹細胞エキスはいずれも過酷な環境下で生命をつないできた植物ばかりです。植物幹細胞エキスの特徴は、高い抗酸化作用と保湿効果です。エキスが肌にハリ・弾力を与え、更に保水し、肌をしっかり潤わせてくれます。

【2種類(低分子と高分子)のコラーゲン】

水溶性コラーゲンと加水分解コラーゲンが配合されています。ヒトの身体(真皮)にもとから存在する成分です。肌の土台となる真皮の約70~90%を占め、ハリと弾力を与えてみずみずしさを保ちます。

【2種類(低分子と高分子)のヒアルロン酸】

ヒアルロン酸と加水分解ヒアルロン酸が配合されています。ヒトの身体(真皮)にもとから存在する成分です。分子の中に非常に多くの水分を含むことができ、肌の弾力や強力な保湿効果があります。

ヒアルロン酸は、それだけでも高い保湿効果が期待出来ますが、他の保湿成分が配合されていると更に効果的です。スキンローションは2種類のコラーゲンとヒアルロン酸が配合されていて、角質層にすみやかに浸透し、潤いを与え、お肌を整えます。

【その他】

エマルジョンには「塗るボトックス」と呼ばれる【アルジレリン】や、エッセンスにはエイジング効果の高い【バージンプラセンタ】や【グロースファクター】を配合しています。

まとめ

無理の無いほんの心がけで簡単にできるケア方法をご紹介しました!

エクササイズ、食生活は改善だけでなく予防にも繋がりますので日常的に取り入れていきたいですね。ちなみに、あるメイクアップアーティスト曰く自分の手は美顔器で一番の美顔ツールなのだそうです。

また、手をきちんと使ってスキンケアをしている人ほど美しいという事実があるようです。手の温かさや圧力で肌を育てているそう。普段のケアを積み重ねて50代のお肌を磨いていきましょう!

少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました☆

written by VACANCESあべの店:小野

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※この記事は公開日が2021/09/30の記事です。更新日はページの上部にてご確認いただけます。