こんにちは。あべの店臼井です。
今回は乾燥と湿度についてお話ししたいと思います。
乾燥肌を招く原因はいろいろありますが、湿度の変化も原因のひとつであることを知っていますか?

今回は「湿度変化が肌に与える影響」について詳しくお伝えします。
さらに今回はスキンケア以外で出来る乾燥肌の対策法についても紹介します。

まずはじめに、肌の乾燥は刺激から肌を守りうるおいをキープしてくれるバリア機能の低下によって発生します。
そもそもバリア機能が低下する原因には、ストレスや食生活の偏り、紫外線、間違ったスキンケアなどが挙げられます。
今の時期乾燥を感じられる方がほとんどではないでしょうか?
乾燥肌は、誰にでも起こりうる肌トラブルのひとつなのです。

ところで、バリア機能の低下には「湿度の変化」も大きく影響している事を知っていますか?
肌のバリア機能を支えているのは、角層細胞の隙間を埋めている「細胞間脂質」で、その主成分となるのが「セラミド」という成分です。湿度が急激に低下するなどの湿度変化が起こると、セラミドが作られにくくなり、バリア機能の低下につながるのです。

バリア機能が低下することで、紫外線や空気中のほこりなどの外的刺激による影響を受けやすくなり、乾燥や肌荒れにつながってしまいます。さらに湿度に加えて気温も低いと、皮膚の代謝が下がり保湿作用が弱まることで乾燥を招いてしまいます。

それではこれらを解消する対策をお伝えします!
それはずばり!
室内の湿度を60%程度で一定に保つこと!

室内の湿度を一定に保つことです。乾燥に負けないうるおう肌を目指すのに、理想的な湿度は「60%」程度と言われています。湿度を一定に保つことでセラミドの減少を抑えることができ、バリア機能の維持が期待できます。湿度が低い場合は、加湿器を使ったり、洗濯物を室内干ししたりするだけでも手軽に部屋の湿度を上げることができるので試してみてください。

私は日付も温度も湿度も見れるデジタル時計を見て、毎日チェックしています。
皆さんも湿度に注目してみてください!
意外とエアコンやヒーターなどで湿度が低い事が乾燥の原因だと分かるかもしれません。

とにかく寒い日が続いていますので、皆様ご自愛ください。