毎日のワンちゃんとの生活に欠かせない「お散歩」。皆様夏は何時ごろに行っていますか?
まだまだ暑い日もありますから、早朝に行ってるよ!という方も多いのではないでしょうか?
最近は「暑い日中はお散歩に行っちゃいけない」という認識が広まり、多くのかたが日が出ている時間は避けるようになりましたよね。
今日は「なんで暑い日の日中お散歩いっちゃいけないの?」というお話をさせていただきたいと思います♪

なぜダメなのか?端的にいうと暑いから、です!
ではなぜ暑いとだめなのか?という理由をご紹介させていただきます。

1:肉球の火傷
触ってもよし、嗅いでもよしなわんちゃんたちのかわいい肉球…。肉球は地面から受ける衝撃を吸収して、関節や骨をサポートする役割があります。また、肉球にはたくさんの血管や神経が通っているので温度や痛覚を敏感に感じ取ることがでかます。そのため、太陽が照りつける暑い日のアスファルトの上では肉球が火傷する恐れがあります。路面の温度は43℃になると肉球火傷を引き起こすと言われていますが、暑い日はなんと60℃以上の高温になってしまうことも…。つまり、熱したフライパンの上を歩かせてしまっているのと同じ状態なのです。
肉球は犬にとって欠かせない大切な部分。軽症でも初期治療をしっかり行わないとすぐ悪化するので、もし火傷の症状が出ていたら早めの受診しましょう♪

2:熱中症
犬は人のように汗をかけないので、体温調節が得意ではなく、人よりも熱中症のリスクが高いと言われています。
アスファルトの温度が60℃だとして、私たちの体感は30℃程だとしても、地面から近い犬の高さでは体感40度以上になるとも言われています。つまり真夏のお散歩では、上からも下からも暑さに晒されているということになるのです。
人もそうですが、熱中症は後遺症が残ってしまう、油断ならない症状です。なので、舌や口の中が青紫色になっていたり、ボーッとしたりフラフラ・ぐったりしていたり、水やご飯を口にしないなどの症状が出たらこちらも早めに受診しましょう。

愛する我が子を守るため、私たち飼い主がその日のお散歩に的した時間を把握することが大切。

今わんちゃんと暮らしている人も、これから暮らしたいと思っている人も、正しい知識を持ち、幸せな共同生活を送れると良いですね♪