「肌を良くするために基礎化粧品が重要!」「でも自分に合った基礎化粧品選びに悩んだ経験アリ!」
20~50代の女性550人に行ったアンケートでこう答えた方は8割以上。
実際にサロンでもお客様から「自分に合った基礎化粧品がどういうものかわからない」「化粧品がたくさんありすぎて選べない」など、基礎化粧品選びに苦戦されている声をよく伺います。
商品数も情報量も溢れている時代ならではの悩みですよね。
「沢山売れているから良いもの」「口コミが良いから良いもの」とは限りません。自分の肌に合ったものを選ぶには、自分の肌を理解した上で探すこと!あらかじめ何を重視して選ぶのかも決めておくと、選択肢が絞れますね!
今回は、どんな基礎化粧品があるのか等、紹介させていただきますので基礎化粧品選びの参考にしてみて下さいね。
基礎化粧品とは?
そもそも基礎化粧品とはどういうものなのでしょうか?
基礎化粧品とはファンデーション・口紅・アイシャドーといったメーキャップ化粧品と呼ばれるものに対して、洗顔料・化粧水・美容液・乳液・クリームといった皮膚を健やかに保ち肌質自体を整えることを目的とする化粧品を指す言葉です。
メーキャップ化粧品は、肌荒れ・しわ・しみ等、見せたくない部分を隠す・肌に立体感や色を与えて一時的に美しくする等を目的しますが、基礎化粧品は、皮膚を清潔にし、健康な状態にするのを目的とするものを言います。
基礎化粧品は、肌の根本を整えるためにとても重要です。
ファンデーションやコンシーラー等のメーキャップ化粧品で肌トラブルを一時的に隠せても、基礎化粧品によって肌の根本を整えなければ真の美肌を手に入れることは出来ません。
そして、ただ基礎化粧品を使えば良いだけでなく、適切に使わないと肌トラブルの進行を促し、その結果肌老化を早めてしまうこともあります。
肌に合った基礎化粧品を正しく使い、肌の水分量を保ち、乾燥等の外的ストレスから肌を守りましょう。そうすることで、10年後・20年後の肌にも違いが出てきます。
基礎化粧品の種類とメリット・デメリット
基礎化粧品の種類を大きく3つにわけてメリット・デメリットをお伝えしていきますね。
○市販プチプラコスメ
ドラッグストアやバラエティストア等、一般の店舗で購入出来るものの事を言います。プチプラはプチプライスの略で、価格が安い事を意味します。
―メリット―
・価格が安い
・気軽に購入出来る
・試し買いしやすい
・大容量タイプも多い
―デメリット―
・有効成分の含有量が少ないものが多い
・効果の持ちが悪いものもある
・バリエーションが薄い
・パッケージが破損しやすいものもある、またはシンプル
○デパコス
デパートコスメの略で、デパートで購入出来るものの事を言います。ビューティーアドバイザー(BA)という美容部員がブランドコスメの販売をしてくれます。
―メリット―
・BAが自分に合ったものを選んでくれる
・実際にタッチアップしてもらえる
・持っているだけでテンションが上がるパッケージ
・バリエーションが豊富
―デメリット―
・価格が高いものが多い
・気軽に購入しにくい
・試し買いしにくい
○エステ専売コスメ
エステティックサロンで購入出来るもののことを言います。エステティシャンが、サロンのオリジナルコスメやエステティックサロンでしか購入出来ないコスメの販売をしてくれます。
―メリット―
・エステティシャンが自分に合ったものを選んでくれる
・実際にタッチアップ、もしくは施術で使用してもらえる
・専門的なアイテムが多い
・継続的にアドバイスがもらえる
―デメリット―
・価格が高いものが多い
・知る機会が少ない
・試し買いしにくい
基本的には成分に大きな違いはありません。ただ、プチプラコスメよりデパコスやエステ専売コスメの方が保湿成分や美白成分が多く入っていたり、肌への負担に配慮されたものが多いです。
なので、「高ければ良い」という選び方は間違っています。それぞれの良いところを知り、自分に合ったものを使うのが最適です。
その点では、実際にタッチアップや施術で使用してもらえ、なおかつ選んでもらえたりアドバイスがもらえるデパコスやエステ専売コスメの方が迷われているかたにはオススメです。
あとは、コストのかけかたです。パッケージの良いものにはそれなりのコストがかかります。また、TVコマーシャル等、広告費コストもあります。エステ専売コスメは、こういったところのコストが低いので値段以上の効果が得られやすいと、個人的には感じています。