こんにちは♪

VACANCES宮内です。

「水分保持能」とは水分を抱え込み、蒸発させないようにする能力のことで、いわゆる肌の「保水力」なんです。
この水分保持能のパワーは、大きくは細胞間脂質の「セラミド」により保たれています。つまりセラミドが充分にある肌は、水分保持能が高いため、化粧水などで与えた保湿成分を角層内に長時間留めることができ、うるおい状態を長く保つことができます。

反対にセラミドが少ない肌は、一旦保湿成分を取り込みますが、水分保持能が低いために、角層内に保湿成分を長時間留めることができずに、すぐに肌が乾いてしまいます。つまり細胞間がスカスカのザル状態になっているので、保湿力の高い化粧水をつけて保湿したとしても、その効果を長く留めることができないのです。

セラミドの肌内への保持力を高めるためにはスキンケアの方法を見直す必要があります。

■洗浄力の高いクレンジング
界面活性剤の力をかりてのクレンジングでは油分を浮かせて汚れを洗い流しますが、一緒にセラミドも洗い流してしまうこともあります。

■肌を擦りすぎる
肌を擦りすぎたり強く叩いたりすることは肌への負担を増やす原因になります。

■紫外線の影響
紫外線を浴びることは肌にとって百害あって一利なしです。肌の機能を低下させてしまわないためにも外出する時は紫外線対策をしっかりしましょう。

■睡眠不足
睡眠不足は年齢、体調に関係なく自律神経の働きを阻害し、新陳代謝も悪くなりセラミドへの影響も心配されます。肌の乾燥、肌荒れの原因となってしまうこともあるので、睡眠不足には気をつけましょう。

少し気をつけるだけで改善できることもあるので、毎日のスキンケアや、生活習慣を見直してみましょう!